2023年3月19日

和歌山県看護連盟研修会報告

海南nobinosにて和歌山県看護連盟研修会が開催されました。講演は奈良県下市町議会議員の松田哲子先生を講師に迎え、「看護職からの政策提言」をテーマに講演して頂きました。続いて和歌山県看護連盟川村健太会長から「看護連盟の活動について」の講演がありました。参加者は50名でした。

 

松田哲子先生の講演は、26年間保健師として勤務 ケアマネジャーと働いた経験をもとに地方議会議員としての活動、看護連盟との連携の大切さをご講演されました。内容に関して以下の要点となります。

・保健師から町議会議員に立候補した経緯に関しては、保健師の時代に子育て支援・高齢者支援の一環として行った活動人形劇や介護予防活動を通して、一人の保健師での限界や、地域の資源を活用し繋がっていくことの大切さを認識し、町議会議員に立候補し活動を開始した。また総務厚生委員長に就くことで様々なサービスをつなげることに成功することができました。

・これからの健康課題として ①温暖化による感染症の脅威、災害対策②人口減少による専門職の減少(オンライン診察 ICTの活用 外国人専門職の活用 コミュニティナース・プラチナナースの活用)③認知症問題、在宅生活の充実と推進

・議員になって分かったことでは、法律を作る・変えていくのは「自分たちの声」。国を動かすためにはひとり一人が政治に対する意識を持ち、声を上げていくことが重要である。

・奈良県看護連盟との関わりについて、奈良県への看護連盟からの提案と県会議員との懇談会、「奈良県看護問題を考える議員の会」の立ち上げを行った。そのことにより看護師を取り巻く環境や問題点について県に改善点・要望を上げてもらうことができた。

・「届けよう看護の声を!」への提言として、理解者を看護職以外に広げることが重要(賛助会員を増やすことが大切)。

講演後の質疑応答では活発な質問や意見交換が行われ実践に活かす良い機会となりました。

 

続いて和歌山県看護連盟川村会長から現在看護連盟の活動に関しての報告がありました。

現在和歌山県看護連盟が力を入れていることは

  • 政治家へのアプローチ 

今後県議団・市議団の中に「看護を考える部会」を再構成していく。議員との勉強会を開催していく。

  • 学生へのアプローチ 

 青年部が中心となって活動している。学生向けの研修会の開催。学生に向けてSNSでの発信し、若い世代から看護連盟に興味を持ってもらい連盟会員の増加に繋げていく。

今回の研修に参加して、看護師の働く環境を改善していくためには、看護師の声を政界に繋げてくれる議員を増やしていかなければなりません。そのためにも連盟の活動がますます重要であるとこを再認識することができました。みなさんがんばっていきましょう。